怒られる怒られるさらに怒られる

新年の前に、前髪と後ろの髪を1ｃｍだけ切り揃えたかったんです。

ほんのちょっと整えるだけで良かったので、

リーズナブル（カット1,000円）な髪切りやさんに行くことにしました。

いつも行っている髪切りやさんはカット４，４００円。

全体的なカットならともかく、1ｃｍ切るだけで４，４００円はちょっとためらうな・・・。

そう思い、リーズナブルな髪切りやさんへ行ったのが不幸の始まりだったのです。


店内に入ると、おばさんが一人。

私「あの、初めてなんですが・・・」

おばさん「ここは全体的なカットはやってませんけど。」←もう言い方が冷たい

私「はい。前髪と後ろを1ｃｍだけカットお願いします。」

おばさん「分かりました。どうぞ。」


椅子に案内されて座りました。

掛けていたメガネを置きます。

以下、おばさんはすごく尖った威圧的な言い方です。


おばさん「ハサミ入れたらもう直せませんよ。お直しは受け付けませんけど大丈夫ですね？」

私「・・・あ、はい・・・」

おばさん「後ろ1ｃｍって、大して変わらないですけどそれでいいんですか？」

私「え？あ、はあ・・・じゃあ2ｃｍで・・・」

おばさん「・・・2ｃｍって、どこの毛先からですか？」

私「え？・・・ど、どこから・・・切りそろえるくらいなんで・・・どこからだといいんですかね？」

おばさん「そんなの好みだから知りませんよ！どこからです？」



あーーーもうパニックですよ。

私はほんのちょっと切りそろえて終了したかっただけなのです。

こんなにもおばさんの言葉でダメージを受けるとは思ってもいませんでした。

いつも行っている髪切りやさんは、好みとか髪質とか分かってくれているので、

「こんな感じで」と大体のことを伝えれば良い感じで切ってくれるんです。

私、細かいことを注文したことが全くありません。かなりお任せな感じ。

それがここまで指定を迫られて本当に困ってしまいました。

結局、毛先から2ｃｍカットしてもらいました。・・・・・多分。



おばさん「毛先、すきます？」

私「えー・・・じゃあ少しだけ・・・」


そしたらさー、おばさんがさー、上のほうもすきはじめたんですよーーー。

私「！！上もすくんですか！」

おばさん「（むっとして）駄目なんですか？」

私「・・・・えーと・・・上のほうすくとどんな風になるんですかね・・・？」

おばさん「お客さん癖毛でウェーブ出てるからすいたほうが軽くなるでしょ？」

私「（そんな注文してないよ！！）・・・は・・あ・・・」

おばさん「軽くすいときますから」



もう言葉無く、祈るしかありませんよ(тωт`)


おばさん「すいた感じ、どれくらい薄くなったか触ってみます？手、出して触ってみて。」

って言われたので、自分の毛先を触ろうとしたら、

腕をぐわっし捕まれて、

おばさん「違う！（髪の毛の）内側から！！」

って怒られたの～～～ひぃ～～～。

おばさん「ね？軽くなったでしょ？どうです？」


もうよく分かりませんよ。早く帰りたい・・・。


で、今度は前髪に。

おばさん「前髪は眉毛くらい？」

私「（もう投げやりな気持ち）はい。」

おばさん「目、つぶって。」



おばさん「目、開けて。どうですか？これくらい？」

メガネを掛けていないので見えなく、ちょっとだけ体を鏡に近づけようとしたら

おばさんに肩をぐわっし捕まれて、

おばさん「動かないで！まだ終わってないんだから！！」

ってまた怒られたの～～～ひぃ～～～。


おばさん「目、つぶって。」←あと半分の前髪をカット。

私「（何だよ、結局前髪見せてくれないのかよっ）・・・・・・・。」

おばさん「じゃあメガネ掛けて見て下さい。前髪どうですか？」

私「（メガネ掛けて）あ・・・はい。これくらいで大丈夫です。」

おばさん「後ろ、こんな感じね。」

私「はい。大丈夫です。有難うございました。」




たかが３０分ほどでしたがもう緊張しっぱなしで、

脳みそがフル回転でした。

おばさんに対する言葉のチョイスをどうしたらいいか、

どう言えばおばさんが怒らずに済むか、ひたすら考えながら座っていました。

結果、果てしなく怒られ続けましたが。


正しいカットの注文というものを知りたいと思った年の瀬です。




なんだかんだで美味しいもので気持ちを持ち上げたいと思います。

佐野で食べた手作りアイス。

緑色のはピスタチオアイス。珍しいでしょ？とっても美味しかったです！！

コーンは手焼き。

お店の外にあったお水に浮かぶお花。

いまフロランタンを焼いています。

久しぶりに食べたくなりました。


まあ、色んな人がいて色んな出来事があるもんです。